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ホットでゆったり時間の佐木島四季を楽しむ!

三原市の沖、瀬戸内海に浮かぶ佐木島は人口約600人の小島ながら、新幹線駅から最も近い離島・・・⁈ として、レジャーやくつろぎのスポットとして、あるいは移住先として人気を集めています。佐木島の魅力はどこにあるのか⁈ 佐木島の四季それぞれの楽しみ方を紹介します。

移住者に温かい柑橘の島・佐木島のスポットを紹介!

三原市の南3kmの瀬戸内海に浮かぶ人口約600人、周囲12㎞の小島・佐木島。江戸時代は島内に2藩の境界線が存在し、200年にわたって争いが絶えなかったとか。柑橘類の栽培を行うために移住者も多く、移住者のみならず島への訪問客を素直に受け入れてくれる温かい島として定評があります。また、島内には磨崖仏をはじめ、数多くの「お地蔵さん」と呼ばれる石仏が祀られていることもあって、島なのに漁師が一人もいないユニークな島なのです。綺麗な海あり、桜の名称あり、美味しい柑橘あり、四季それぞれの楽しみ方と温かい住民との触れ合いを求めて、訪問客が絶えない注目の島が佐木島なのです。

四季を楽しむ

佐木島 春の楽しみ方

 佐木島の春の楽しみ方は、何といっても佐木島全体が桜色になったかのように咲き誇る桜の数々。晴れ渡った日の空の青さと海の青さ、そして菜の花の黄色、桜色や葉の緑・・・混然一体化した「美」はここでしか味わえないものです。(⑪ 塔の峰千本桜、⑫ 道祖神の丘、⑬ 港の丘公園)

塔の峰千本桜と菜の花

桜と海と空 最高の撮影舞台

桜と石仏

太陽と桜

道祖神の丘

道祖神の丘の石仏

佐木島 夏の楽しみ方

周囲を海に囲まれた佐木島は、他の瀬戸内海に浮かぶ島の中では珍しく、綺麗な砂浜が多い傾向にあります。子供連れの海水浴やファミリーフィッシングをするもよし。柑橘畑で雑草取りや肥料まきを手伝ってみるのもいい思い出になるかもしれません。

佐木島は綺麗なビーチが多い

夕焼けを撮るのもいい

鷺邸からの夕景

ビーチでキャンプも

柑橘畑のお手伝いも可能

砂浜ウォーキングに最適

佐木島 秋の楽しみ方

佐木島 秋の楽しみ方は、島内にある88カ所の石仏をサイクリングで回ってみることをおススメします。1番は須野上地区の石鎚山真言宗鷺浦教会から始まり、向田地区佐木地区へと周り、88カ所目は須野上地区で終わっています。文化の秋に信仰心の強い佐木島の心にそっと触れてみるのもいいかもしれません。また、広島出身百歳の新藤兼人映画監督の映画「裸の島」のロケ地「宿祢島」を眺めてみるのもいいかも。

向田港傍にある石仏群

88番まで番号が付いている

レンタサイクルで!

映画ロケ地裸の島が見える

幸神神社

島内2藩の藩境

佐木島 冬の楽しみ方

佐木島の冬と言えば、柑橘類の収穫時期。柑橘類の収穫体験をして、ミカンを頬張れば、口中に柑橘のいい香りと甘さが広がってきます。不知火、八朔、ハルミ、キヨミ、イシジ、レモン・・・などなど豊富な柑橘類を食べ比べてみてはいかがでしょうか。

収穫体験もできる

有機農法で作られた不知火

島ではレモン栽培も盛ん

八朔が大きな実をつけている

柑橘農園から望む海

柑橘農園と海②

フェリー、高速艇でどうぞ!

①三原駅から徒歩5分で三原港。三原港からの高速艇で鷺港へ13分!

「新幹線駅から最も近い島」と言われているのが佐木島なのです。山陽新幹線三原駅から徒歩5分で三原港へ。三原港から因島・土生港行高速艇に乗ってわずか13分で鷺港に着きます。鷺港の目の前にあるみなと茶屋でレンタサイクルを借りて島内1周を楽しむこともでき、多くの方に利用されています。

自由市場が併設のみなと茶屋

レンタサイクルはみなと茶屋へ

美味しい新鮮野菜が安い

②車の方はフェリーで向田港へ

三原市の須波港から、生口島の沢港へ向かうフェリーの途中下車港が佐木島の向田港。須波港の名物「タコ焼き」を買って乗り込むのが通!わずか17分の船旅で向田港に到着します。

③尾道港からの来島は須ノ上桟橋へ

尾道駅前~新浜(尾道)~重井東(因島)~須ノ上(佐木島)~沢(生口島)~瀬戸田(生口島)ルートの旅客船が毎日6往復。尾道観光から瀬戸田に行き、佐木島なんて贅沢なルートかもしれません。

島内のお食事処

④みなと茶屋(火・水・土・日のお昼3時間)

うどん、おにぎり、カレーライス、コーヒーなどがあり、「どこから来たんね」と気さくな地元のお姉さまたちとの触れ合いが楽しい。隣のレンタサイクル(1日500円)はこちらのみなと茶屋でお申し込みください。食事 : 11時 ~14時 TEL : 090-7120-1529

⑤カフェ「地徳」絶品モーニングとランチ

地元の野菜や卵をふんだんに使ったモーニングやランチが楽しめるカフェ「地徳」。ご夫婦で営む古民家カフェは、地元の方もランチを楽しみにしています。オープン : 金曜日~月曜日(火・水・木、休業)AM9:00 ~ PM4:00 住所 : 三原市鷺浦町1204 TEL : 090-2266-7451 

⑥「鷺邸」みんなが集まるお食事処

メニューはなく、予約を受けてから有機野菜を中心とした地元食材などで、作られる思い付き料理が楽しい。小さな器に何品もの色とりどりの野菜料理が並ぶことも。鷺邸プレミアム1,500円、鷺邸プレート1,000円、本日の気まぐれランチは850円。ともにドリンク、スイーツ付き。※鷺邸プレミアムとプレートは5名以上で事前予約ください。TEL : 080-5622-9220

⑦コーヒー&ランチ「おか田」

お店の目の前が瀬戸内海。因島や生地島を望む絶景の場所にある「おか田」。切り盛りする岡田ご夫妻は元々は三原市に住んでいたとか。店内には投手として西武~巨人~横浜で活躍した息子さんの現役時代の写真が飾られ、野球談議で花開くことも。島野菜をふんだんに使ったランチは人気メニューです。営業時間はAM11:30~PM2:00 不定休なのでお確かめください。 TEL : 090-1357-3093

⑧みんな大好き!島のぱん屋さん

パン職人だったご主人が佐木島に来て気に入り、退職後に定住しパン屋を始めたそうで、島で採れたひじきを使って焼いた「ひじきちゃん」パンや島野菜を使ったパンが有名で、完売することもしばしば。島の柑橘類を使用したジャムも人気でわざわざ島外から買いに来られる方もいるほど。営業日は木・土・日のみ。TEL : 0848-87-5430

⑨発酵料理専門店「さぎしまキッチン」

2022年9月30日にオープンした「さぎしまキッチン」。店主自らが塩麴、醬油麴、糠漬け、フルーツ酵素などの発酵食品を手作りして提供してくれるランチは、体に優しく、美味しいと定評です。予約していくのがおススメ。 営業時間 : AM11:00~PM5:00(L.O、PM4:00)、定休日 : 火曜日、水曜日、TEL090-3370-4017(お電話はPM2:00~PM6:00でお願いします)、住所 : 三原市鷺浦町向田野浦4367

島内の見どころ

⑩磨崖和霊石地蔵

向田港すぐ横の海中に鎮座する磨崖和霊石地蔵。約700年前の正安2年(1300年)仏師念心の記銘があり、干潮時のみ見ることが可能な非常に珍しい石造で、広島県の重要文化財に指定されています。

⑪綺麗さに圧倒される塔の峰千本桜

小高い山一面に1200本以上の桜の木が植えられ、山一帯が桜色に染められてしまいます。桜で造られたトンネルと空・海の青さのコントトラストが美しさをさらに演出してくれます。唯一無二の絶景です。

桜のトンネルを潜る

空・海・桜・・・絶景!

菜の花と桜も見所の一つ

⑫道祖神の丘から海を望む

かわいらしい石造が出迎えてくれる「道祖神の丘」は桜の名所でもあります。桜の花が舞う中、瀬戸内海を眺めながら昼食のお弁当を頂戴する・・・ちょっとした贅沢かもしれません。

開花時期は一瞬

道祖神の謂れ

可愛い石仏群

⑬鷺港からすぐ港の丘公園

鷺港の真正面、みなと茶屋の上に位置する「港の丘公園」。島内桜の名所の一つです。

⑭大平山へはハイキング気分で

佐木島の最高峰「大平山」。標高は267.5mで、3つの登山コースがあります。頂上までは約45分。距離は1.6kmkmなので、ちょっとした運動にいいといった感じです。

⑮第五北川丸遭難者慰霊碑

昭和32年4月12日、瀬戸田耕三寺の花見客を乗せた第五北川丸が寅丸礁に座礁し、沈没。113名もの尊い命が失われ、慰霊のために寅丸礁を見渡せる小高い丘に慰霊碑が設置されました。毎年4月には慰霊祭が行われ、見事な桜が咲き誇ります。

風光明媚な景色が広がる

冬の枯葉道も趣がある

⑯トイレが完備!幸神登山口

大平山への登山ルートは3カ所ありますが、幸神登山口入口には綺麗なトイレが用意されているので安心です。トライアスロンが開催されていた影響で島内に数カ所トイレが設置されているのは旅行者には嬉しいですね。

⑰大野浦海水浴場

島内にはマリンスポーツが楽しめる大野浦海水浴場があります。島周りは流れも早く危険ですが、入り江になっていることから大野浦海水浴場では安心して小さな子供も泳ぐことが出来ます。

PHOTO ギャラリー

ポニーがいた!

羊がいた!

自由市場

菜の花畑

軒先の風景

さぎしまキッチン看板

朝夕陽とも見惚れてしまう

塔の峰千本桜入口

カフェ「地徳」入口